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Inner Surfaces
TAKAISHI Akira
髙石晃
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2024.7.12(Sat) - 8.4(Sun)
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この度、clinic(東京/三軒茶屋)では髙石晃の新作「Inner Surfaces」を公開いたします。会期は2024年7月13日(土)から8月4日(日)まで。「FxAxRxM vol.1 (2017)」「下降庭園 (2019)」に続きclinicでは3度目の出展になります。
髙石は2019年に「Inner Surface」という絵画シリーズを発表。アクリル絵具による大胆なストロークとスプレーペイントを掛け合わせる事で絵画の表面のテクスチャーを変様させるこのアプローチは、筆致のあるペインティングを、まるでプリントメディアであるかのように見せる錯覚をもたらし、絵画の物質性や人間の知覚の不確かさを問いかけてきます。

本展では、この「Inner Surface」シリーズの「S」と「N」を含む最新作の数々を初公開します。

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全てがペラペラになっていく世界のなかで、それでも絵を描くことは可能だろうか?
Inner Surfaceというシリーズでは、映像というペラペラな表面の世界に直接触れるような絵画を目指しています。
触覚と視覚が遊離しているような、現実とは違う光に照らされているような、異世界の肌のような、そんな絵画。

髙石晃

Artist Profile:
1985年神奈川県生まれ。近年の個展として「Place Far Away from Anyone or Anywhere」(CSA space、バンクーバー、2023年)「Inner Surface」(Maki Fine Arts、東京、2021年)、「下降庭園」(clinic、東京、2019年)。アートプロジェクト「わたしの穴 美術の穴」名義でのキュレーションに「地底人とミラーレス・ミラー」(gallery αM、東京、2021年) 他。

www.akiratakaishi.com