When skin has eyes
Benjamin Hosking
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2018.12.1(sat)-12.23(sun)
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HoskingはAesopやNikeなどの商業空間の撮影を手がける傍、学生時代に専攻したジャーナリズムの観点と多くの建築家たちとの交流の影響から、人の最もプライベートな空間である「住居」を主なテーマとして、世界中を巡り作品を撮り続けています。
今回の展示は、彼が三軒茶屋に佇む住居としてclinicの建築に興味を持った事がきっかけでした。
本展では、建築の価値軸を「美」でも「機能」でもなく、肌で感じる「哀愁(nostalgia)」とする彼が日本で目にとめた、日本モダニズム建築の巨匠、村野藤吾の作品群と、三軒茶屋の街並みを捉えた写真が並びます。
自然に囲まれた哀愁漂うモダニズム建築と、有象無象に囲まれたオルタナティブな街の風景を通じて、建築や街の価値をあらためて肌で感じて頂けると幸いです。
DM&ブックレット:アートディレクション 長嶋りかこ(village®︎)/ デザイン 真崎嶺(village®︎)
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Artist Profile:
ベン・ホスキングはメルボルンを拠点に活動する建築写真家。RMIT(ロイヤルメルボルン工科大学)でジャーナリズムと写真を専攻した後、2008年より建築写真を主な領域として活動する。Aesopなどのオーストラリア企業のグローバル店舗や国内外の建築専門誌のための商業写真を取る傍ら、プライベートワークとして、主に住居をテーマに世界中の建築を撮り続けています。
www.todblg.com
benhosking.com.au
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Photography: Benjamin Hosking